
求められる期待に
「おいしさ」でお返し
管理栄養士
清﨑 文華
栄養管理・食事サービス提供部(2015年度入職)食べられる方にとってより良い食事を
私の仕事は、主に食事提供に関する業務やご利用者様の栄養管理に関する業務です。
アイユウの苑で作っているお食事は様々な提供先があります。
ご利用者様からのニーズをキャッチし、お食事に満足していただけるよう委託業者との連絡調整や衛生面での管理など安全で美味しい食事提供に向けて日々取り組んでいます。
また、栄養管理業務としては、特養に入所されているご利用者様お一人おひとりの栄養状態に関する課題の改善に向けて栄養ケア計画書を作成し、日々ミールラウンド(食事訪問)や毎月栄養ケアカンファレンス等を行なっています。
看護職員、介護職員、生活相談員など多職種と連携を取りながら、より良い食支援について模索しているところです。
その他、昨年度より法人内しおかぜの里こども園での給食提供のお手伝いや、食育イベントにも参加させていただいており、子供達の元気な姿にパワーをもらっています。

0歳から高齢者まで人生に寄り添うチームケア

特養のご利用者様が、低栄養状態になられたり、嚥下機能が低下するなど食事に関するリスクが高まる時は、自分自身の力不足を痛感することがあります。
そういった中で、普段なかなかお食事が進まない方が少しでも食べて下さったり、食事に介助を必要とされていた方が、食事形態や食器具などを検討することで、少しずつご自分で食べられる様になった時、栄養士になって良かったと心から思います。
特養のご利用者様やこども園の子供達の笑顔、「美味しかった」「全部食べたよ」「いつもありがとう」という言葉に、栄養士としてのやりがいや誇りを感じている毎日です。
昨今、食育をはじめ様々な分野において、栄養士の役割への期待は多様化しています。
日々の業務の中で勉強させていただく機会の一つひとつを自分自身の強みとしていけるよう、精進していきたいと思います。
その人らしさを大切に、0歳から高齢者まで人生に寄り添うチームケアを目指して尽力していきたいです。