
困難を克服することが、
成長への一歩
介護職員
髙野 雄紀
グループホーム(2003年度入職)三つの役割を高いレベルで実践
私の仕事は、大きく三つの役割にわけることができると考えています。
一つ目はご利用者様への日々の直接的・間接的な支援という一介護士としての役割です。
二つ目は後輩職員の指導と育成という古参職員としての役割です。 指導や育成については、コミュニケーションの量を重視しています。言い方が適切でなく「正しく伝わっていなかった」というような失敗をすることもありますが、失敗を恐れて何もしなければ仕事に悪影響を及ぼしかねません。コミュニケーションの量を十分にとることで、相互に学び合え、遠慮のない良い関係性を育み、チームの成果や成長を高めることができます。
三つ目はくもん学習療法マスターとしての学習療法の実践と運営管理の役割です。 くもん学習療法の詳細は割愛しますが、脳の活性化・機能を維持し、生活の質を保つことを目的に、当苑ではケアの一環として取り入れて10年以上になります。
以上三つの役割をより高いレベルで果たせるように、日々成長しています。

相手に分かりやすく伝えることが大切

できなかったことに向き合って、努力してできるようになった時、自分の成長を実感し自信につながり、さらなる向上心に繋がっていくことを経験しています。
グループホームではご利用者様の状態変化やご家族様とのやりとり、業務連絡などを些細なことであっても『情報を共有するルール』となっており、全職員が実践しています。ですので、休日を挟んで出勤した際には膨大な情報をインプットする必要があるのですが、ある時から「もっと読み手にわかりやすい文章にするにはどうしたらいいか。」が自分の中でのテーマとなりました。
文章にすることが得意でない私には困難な作業でしたが、『皆にわかりやすい文章』を考え、工夫をこらし、パソコンに立ち向かった結果、ある時「高野さんの文章はわかりやすい。」と言って貰えたことがありました。困難なことにでも、向き合った結果成長できるという経験は、大きなやりがいになっています。