
自信を持って
頂けるような支援を
介護職員
佃 和也
アイユウの苑ゆめタウンショートステイ(2015年度入職)「心のケア」が大切
私が行なっている仕事は、地域密着型施設での利用者様の日常生活の介助です。
一人ひとり入浴、排泄、食事介助と状態が異なるため、過剰にお手伝いをさせていただく事が多くなりがちですが、そこは自分で気を付け、出来る所はなるべく自分で行ってもらえるように意識をしています。
少し厳しいかもしれませんが、出来ないところをフォローして出来た事に対して自分に自信を少しでも持てるような支援を心がけています。
また、地域密着型施設で生活をされ、自分の家のように生活をしていただく中で、喜怒哀楽の感情が起こることも当然あります。私たち介助者がしっかりとその方に寄り添い、落ち着いた生活を送る為にも、『心のケア』は大切な事だと感じています。
一期一会という言葉がありますが、一生に一度の出会いを大切にしながら、自らも日々成長していけたらと思います。

未熟な自分を成長させてくれる仕事

仕事のやりがい・魅力は介護をさせていただいている中で「ありがとう」と言われた時と、入所者様が心を開いて笑顔を見せてくれた時です。
施設で生活をしている上でいつも精神状態が良く、ニコニコしている人はそうはいないと思います。また、認知症の方の介助をする際、行うことの理解が難しく、嫌がられたりする場面も少なくありません。
しかし、そんな方々から「ありがとう」と笑顔で言ってもらえると、落ち込んでいた気持ちも少しは軽くなるような気がします。
病気の症状も人それぞれで、毎日上手く行える仕事だとは思っていません。介護の仕事は、利用者様の生活を側で支援させていただく中で、まだまだ未熟な自分を成長させてくれる、とてもやりがいのある仕事だと思っています。