ヘルパーも一緒に楽しみながら支援しています！〜移動支援サービスについて〜
今回は、ヘルパー支援のひとつである、外出支援サービスの移動支援についてご紹介したいと思います。
※移動支援事業とは、「屋外での移動が困難な障害者または障害児に対し、介助員が外出の際の移動を支援する。」外出移動支援は、「社会生活上必要不可欠な外出及び余暇活動等の社会参加のための外出の移動支援」です。（下関市ホームページより）
移動支援サービスをご利用されているA様は1人での外出に恐怖心や不安感があるとのことで、移動支援サービスを利用して、ヘルパーと一緒に買物や美容院などに行かれます。
いずれは、1人で出かけられることを目標に支援をしています。ヘルパーは、見守りやアドバイスをしますが、バスでの対応、買物の際の店員とのやりとりは緊張しながらもご自分で頑張られています。
また、移動支援サービスを利用してヘルパーの調理支援で使用する食材の購入をしますが、自分の目で見て買うことで様々な意欲向上にも繋がっています。自分で冷蔵庫の中を思い出し、ヘルパーのアドバイス受けたり、調理アプリを使ったりしながら、今では、調理のメニュー決めもほとんどご自分でされています。
「ヘルパーさんと出かけることが、今は楽しいです。」と笑顔で話してくださり、道中には、近況を聞いたり、一緒に季節の花を見つけて季節を感じたり、時にはドラマのことなど色々な話題を一緒にお話し、ヘルパーも楽しみながら移動をしています。
昔、娘様達を連れて花火をよく見に行っていたとのことで、夏には久しぶりに花火も見に行ってみたいなぁと新しい素敵な目標についても話されていました。
これからもヘルパーとの外出を繰り返すことで、少しでも外出に対しての不安感が減り、A様の新しい目標達成に向けてサポートしつつ、引き続き一緒に楽しみながら移動支援サービスを提供できたらいいなと思います！
まだまだ、暑い日が続きますが、熱中症に気を付けてお過ごしくださいませ。
ホームヘルプサービス サービス提供責任者 秋本 友希
