〜 こんなケアマネジャーに相談します! 〜
ケアマネジャー自身、ケアマネジャーに必要な資質を考えることは少なくありません。以前、ご利用者の方々に回答をいただいたアンケートでは、「ケアマネジャーに求めることはなんですか?」の問いかけに、一番多くの方々、42%の方が、「親身に相談にのってくれるケアマネジャー」。そして、次に多かった20%の方は、「体調が悪くなった時や希望のサービスが変更になった時など、すぐに対応してくれて頼りになるケアマネジャー」と答えられました。“親身になってくれる”ことは、時間をたくさん取ってくれたと言うことではなく、相談者の方が、「今日は色々とケアマネジャーに相談して良かった・・。話しただけで、気持ちが安らいだ」と思っていただけることが非常に大切ではないでしょうか?その為には、【対話力】というスキルを磨くこと。そのケアマネジャーが他の人と比べて、群を抜いて、知識や話題の種類が豊富なわけではありません。特別、話術に長けているのでもありません。では、どこに違いがあるのでしょうか?
面談時には、相談者のお話しを傾聴することは基本です。面談の7割は相談者がお話しをする、残りの3割はケアマネジャーが言葉を発する。もちろん、真摯にお話しに耳を傾けることは言うまでもありません。専門職員として、ケアマネジャーの持てる知識もしっかりとご提案できるよう頑張っています。大切なことは、相談者にとって、今日の相談が、“納得”のいく対話であったか?“説得”された内容になっていなかったか?相談者が、今日、<言いたかったこと>がケアマネジャーに伝わり、きちんと<聞きたいこと>を面談の中にあげてくれていたか?日々の相談において、安心して、納得のいく相談であったと思っていただけるように努めていきたいと思っています。
アイユウの苑ケアマネジメントセンター 管理者 清水朱美