玉ねぎスープを作りました
アイユウの苑しおはまではほぼ毎年施設の畑で玉ねぎを栽培しています。今年も収穫が終わりしばらく陰干しを行った後、今回は玉ねぎスープを調理。暑い夏、ミネラル、水分補給も兼ねた「冷製スープ」として小規模有料のご利用者様へ提供させていただきました。
味付けはコンソメキューブと塩コショウのみ。玉ねぎを炒め煮してじっくり煮込むと玉ねぎの甘さと香りが合わさり、玉ねぎ1品ではありますが、とても美味しいスープに仕上がりました。また利用者様自ら育てて収穫した食材は格別です。
玉ねぎは普段から様々な料理に使用出来ますが、その効用はすばらしく、以下のような効果が期待できます。
①血液サラサラと動脈硬化予防:玉ねぎに含まれるポリフェノールの「ケルセチン」や、煮汁に溶け出した成分が血流を良くし、血管を若々しく保ちます。
②腸内環境の改善(腸活):加熱して甘みが出た玉ねぎにはオリゴ糖や食物繊維が増え、お腹に良い善玉菌を増やして便秘の予防に役立ちます。
③冷えとむくみの解消:内臓から体が温まり、カリウムの働きで余分な水分や塩分を体外へ排出しやすくなることでむくみ予防になります。スープにした場合、温かいスープ冷たいスープ共に同じ効果があります。
④ダイエットと血糖値対策:食事の最初にスープを飲むことで、食後の血糖値の急上昇を抑え、満腹感で食べ過ぎを防ぎます
⑤玉葱の栄養価と栄養補給:玉ねぎには炭水化物が意外に多いです。そしてビタミンC、B1、B2の他に、カリウム、カルシウムなどのミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれています。
⑥玉葱の香りの効果:ねぎ類に共通の香り成分で涙の原因となる「硫化アリル」は、ビタミンB1の吸収を助けて新陳代謝を活発にします。
⑦体温上昇と発汗効果:さらに、胃の活動を活発にして食欲増進効果も疲労回復効果も期待されています。食事がしっかり摂れることで夏バテ予防にも効果的です。
⑧「フラボノイド」が豊富:玉ねぎには、ポリフェノールの一種であるフラボノイドの「ケルセチン」という成分が含まれており、抗酸化作用があります。しわやシミなどができるのを抑えてくれるので美肌効果にも期待できます。
また、加熱すると甘味が増すのは、玉ねぎに含まれる水分が蒸発し、甘み成分が濃厚になるためです。この甘味はオリゴ糖などで、にんにくやネギなどのユリ科ネギ属の中でも、玉ねぎに特に多く含まれています。玉ねぎの効用ご存じでしたか?
暑さ厳しい折、簡単に出来る玉ねぎスープを作ってみられませんか?冷たいスープも美味しいものです。またそのままミキサーにかけポタージュにしても自然と濃度がつき、飲み込みにくい方へも安心して提供できます。塩分をはじめとしたミネラルやその他栄養素、水分もしっかり補給してこの夏も乗り越えてまいりましょう。
栄養管理食事サービス部 管理栄養士 松宮志真

